『スピノザ協会会報』第34号

  





目次


第27回スピノザ研究会

ボイルとスピノザ:ポプキンの仕事を下敷きに

吉本秀之氏(東京外国語大学)

日時: 2001年1月13日 (土曜日)
開場  5:00pm /開始5:30/終了 8:00
会場: 東京大学駒場2号館 3階308号室
会費: 800円 (会員は無料 )


新コーナー:会員提供情報

あらたな試みとして会員からの情報を紹介します。会員が共有するにあたいするスピノザ研究関連の情報をお寄せください。研究書、ウエッブサイトなどの紹介も歓迎します。ただし採否と編集は事務局にお任せいただきます。内容は簡潔にお願いします。記事の最後に明示するため、名前のほか何らかの連絡先を添え、事務局書記までメールかハガキでご連絡ください。


ユダヤ学世界会議来夏開催

4年に1度世界の著名研究者が一同に会するユダヤ学世界会議が2001年8月12〜17日、エルサレム、ヘブライ大学で開催されます。今回のテーマは「ユダヤ世界と非ユダヤ世界の交流」。聖書、歴史、ユダヤ思想、文学芸術、現代の5分科会に分かれ、数百の研究発表があります。スピノザを直接主題とする発表の有無は今のところ不明。また発表申込みはすでに締め切りずみです。申込書の請求と照会は下記へ。World Union of Jewish Studies/Secretariat/13th World Congress of Jewish Studies/Hebrew University/P.O.Box 4459/Jerusalem 91043/Israel

【手島勲矢】


ネット投票で『神学政治論』復刊を

岩波、未來社なども出資する株式会社ブッキングの再版リクエストサイト「復刊ドットコム」に『神学政治論』の投票ページができました(2459番)。100票で版元と交渉を開始します。同社はすでに田辺元や関根正雄の研究書も再版させています。岩波に活を入れましょう。

【高木久夫】


短信

滞納の方がた、『年報』送れません

『年報』第2号は年末発送の見通しですが、会費補則により、前年度会費を滞納している方には送付できません。99年度分が滞納となっている方は、振替口座に3,000円を至急入金してください。なお第3号も来年6月末を締切とし、投稿を募集します。


総会は3/24または31に

2001年度総会は、東京(会場未定)で3月24日または3月31日に開催の予定です。恒例の講演は、上村忠男氏「スピノザとヴィーコにおける反デカルト主義」、浅野俊哉氏(演題未定)にお願いする予定です。詳細はおってお知らせします


事務局への寄贈文献


上野修氏より
YOVEL, Yirmiyahu, ed.,Ethica III: Desire and Affect: Spinoza as Psychologit, Little Room Press, 1999. (UENO, "Res Nobis Similis: Desire and the Double in Spinoza" を収録)

河村厚氏より
  1. 「コナトゥスをめぐる二つの倫理学> ― レヴィナスのスピノザ批判に対して ―」『HUMANITAS』第25号 (奈良県立医科大学・2000年3月)抜刷、
  2. 「相克と均衡――スピノザ政治哲学における国家の自然権と<安定>について」『平成9年度〜11年度科学研究補助金・研究成果報告書 社会変動とエートスの関係』(研究代表者神野慧一郎・2000年6月)

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