スピノザ協会会報web版増刊号34bis
34bis (2001/1/19)
【目次】
3/31総会開催・浅野俊哉氏、上村忠男氏が講演
年報は届きましたか？
1/13吉本秀之氏研究会報告
Heereboord資料・申込期限月末にせまる
『神学政治論』復刊投票・「学会票」旋風吹かず
◆第12回スピノザ協会総会
【開催日】2001年3月31日 (土曜日)
【会場】東京大学駒場2号館 3階308号室(京王井の頭線 駒場東大前駅徒歩5分) 電話番号は事務局に同じ。地図は郵送される会報または東大サイトの地図をご覧ください。
【スケジュール】昨年とほぼ同じスケジュールを予定しますが、1時間程度前後する可能性があります。最終的な予定は会報をごらんください。
· 開場1:00pm/総会1:30-2:30/講演 2:30-5:30/懇親会 5:30--
【総会議案】これまでに予定されている議案は以下のとおりです。
· 2000年度活動報告（例年どおり次号会報に事前掲載）
· 2000年度会計報告
· 2001年度活動予定（今回は選挙はありません）
· 規約の改定（前回改定の修正）
· 投稿要項などの改定（発刊時期の変更、字数制限の弾力化など）
【講演】以下の2つを予定します（順序未定）。
· 浅野俊哉氏「ハート＆ネグリ著『帝国（Empire)』におけるスピノザ ─ 現代資本主義とスピノチスム」（仮題）
· 上村忠男氏「イタリア現代思想におけるスピノザとヴィーコ ─ ビアジオ・デ・ジョヴァンニの解釈をめぐって」
【会費】講演会は会員以外も無料で聴講できます。懇親会費は未定。
◆『年報』はとどきましたか？
昨年12月27日に、会員の皆さまと全国の図書館に『年報』第2号を発送しました。今回も割安な宅配便を使いましたが、これまでに3件の不着返送がありました。まだ受け取っていない方は、事務局まで至急ご一報ください。なお今号より、規約により前年度会費を滞納している方には送付できません。事前に事情を説明のうえ、99年度分が滞納となっている13名の方がたへの発送を差し止めています。
◆吉本秀之氏研究会報告
1月13日の研究会は、地方の方がたや加入したばかりの新会員など、東京での常連組とはすこし異なる顔ぶれで、20名ほどが参加。そこそこに盛会でした（終了後に渋谷で新年会をかねた懇親会を開催）。吉本氏は次号会報に簡単な要旨を発表なさったうえで、できれば年報にも多少強調点を変えた論文を1本書きたい、とのことです。後日ご本人から協会あてに「ありがとうございました。いろんな意味で私にとっても非常にありがたい機会提供でした。第一に、95年以来ほとんど埋もれていた関心と勉強内容を新しく掘り起こし、新たな生命を与えることができたこと。第二に、質問いただいたことがらが、私の今後の研究の進展に明らかに非常に有用で...」とのメールをいただきました。吉本氏は研究成果を個人ホームページでも公表しています。
◆Heereboord資料申込み期限、月末に
さきにお知らせしたアドリアン・ヘーレボールトの資料の申込みは、1月末までにお願いします。これまでのところ、申込みは8件ほどです。ご希望の方は、コピー・梱包・配送料として8,700円を、1月末までに協会振替口座にご入金下さい。2月末をめどに発送します。締切後の申込にも個々に応じますが、すぐに対応できる保証も、同額で提供できる保証もありません。詳細は事務局までご照会下さい。
◆『神学政治論』復刊投票・現在たった10票
前号会報などで紹介した再版リクエストサイト「復刊ドットコム」の『神学政治論』の投票ページですが、リンクサイトを設けてくださる方が現れるなど追い風もあり、「学会票旋風」もひそかに期待されました。が、スタート直後に一転失速。現在のところ、まだ13票です。べつに買う気がなくても投票できるんですが...
今増刊号は以上です
