(書 名) | 精神の眼は論証そのもの |
(副 題) | ― デカルト、ホッブズ、スピノザ ― |
(編著者) | 上野 修 * |
(訳 者) |
デカルトはどう乗り越えられたのか |
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1999. 3 学樹書院 ISBN4-906502-09-1 C1010 A5変型/256頁/税込定価¥3675(本体¥3500) |
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目次 | 本書について | 著者について | 書評・その他 |
目 次 |
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■著者について |
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*** 本書全体の魅力をなしているものは、こうしたいわばポストモダン的なテーマによってスピノザが読み抜かれていることの新鮮さである。そうした著者の試みは、事実、従来のスピノザ解釈のなかではかならずしも注目されてこなかったスピノザの思想の鉱脈に思いがけぬ光をあてることを可能にしている。ただし、そうした本書の魅力とスピノザ解釈への貢献を十分に認めたうえで言うのだが、その魅力と貢献をかたちづくっている当のものが同時に、本書のある狭さをかたちづくっているようにも思える。(桜井直文氏=「スピノザーナ」1, 1999.) *** 17世紀哲学の見事な読解・・・(岩崎稔氏=「現代思想」2003.12.) |
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