ベルナール・ポートラ講演会
スピノザ『エチカ』における性・愛・幾何学
Bernard Pautrat : Sexe, amour et géométrie dans l'Éthique de Spinoza
11月25日(土)15:00より
会場:成城大学http://www.seijo.ac.jp/access/
8号館2階 822教室
(18:00
懇親会)
(講演はフランス語。日本語訳テクストを配布します)
ベルナール・ポートラ(Bernard Pautrat)
1944年生まれ。1962年にパリの高等師範学校(École normale supérieure)入学。1966年にアグレガシオン(教員資格試験)主席合格。1968年に高等師範学校復習教師に就任し、同校で自分が教えを受けた復習教師であるアルチュセール、デリダの同僚となる。1971年にニーチェ論で博士号取得(指導教授はモーリス・ド・ガンディヤック)。1972年にスリジー・ラ・サールでド・ガンディャックと共にニーチェをめぐる10日間のシンポジウム『今日のニーチェ?』を主催。以後はスピノザ研究及びスピノザの仏訳(『エチカ』、『知性改善論』、『政治論(国家論)』)を継続的に行ないつつ、退官まで高等師範学校で教鞭をとり、現在は同校名誉教授。また1970年代から劇作家、脚本家、詩や戯曲の翻訳家としても活動している。
著作
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Versions
du soleil. Figures et système de Nietzsche, Seuil, 1971.(『太陽の諸ヴァージョン————ニーチェの文彩と体系』)
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Ethica
Sexualis. Spinoza et l’amour,
Payot, 2011.(『性愛のエチカ————スピノザと愛』)
論文(日本語訳のあるもの)
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«
Nietzsche médusé », in Maurice de Gandillac et Bernard Pautrat (dir.), Nietzsche
aujourd’hui ?, UGE, 1973, réédition, Hermann, 2011.(ベルナール・ポートラ「メドゥサに石化されたニーチェ」、高橋允昭訳、『現代思想』臨時増刊号、第四巻第十二号、青土社、1976年)
スピノザの仏訳
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Spinoza,
Éthique (bilingue latin-français), Seuil, 1988, nouvelle édition en
poche, Seuil, 1999, édition revue et amendée, 2010.(スピノザ『エチカ』の羅仏対訳)
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Spinoza,
Traité de l’amendement de l’intellect (bilingue latin-français), Allia,
1999, nouvelle édition, 2016. (スピノザ『知性改善論』の羅仏対訳)
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Spinoza,
Traité politique, Allia, 2013.(スピノザ『政治論』のフランス語訳)
主催:科研「二つのスピノザ・ルネッサンスの狭間
——十九世紀フランス哲学におけるスピノザの影」(研究代表者:上野修)
共催:スピノザ協会