(書 名) オイゲン・ブロイラー 精神医学書
(副 題)   (全3巻) 分売不可
(編著者) オイゲン・ブロイラー/マンフレッド・ブロイラー(校訂)
(訳 者)  切替辰哉
ユング、ビンスヴァンガー、ボス、ミンコフスキーなどの逸材を育て上げる一方、疾患名「精神分裂病」を提唱し、分裂病概念の確立に大きな寄与を果たしたオイゲン・ブロイラーの古典的教科書。

原書第15版

1990. 6.   学樹書院

ISBN4-906502-08-3 C3047

菊判/約1100頁/定価¥19500+税
3巻セット販売のみ(分売は不可)

E・ブロイラー
  目次 本書について 著者などについて

目 次  (全3分冊の構成は以下のとおり)

I  精神医学総論 

II 器質性精神障害とてんかん 

III 内因性精神障害と心因性精神障害 


本書について(カバー宣伝文)
ユング、ビンスヴァンガー、ボス、ミンコフスキーなどの逸材を育て上げる一方、疾患名「精神分裂病」を提唱し、分裂病概念の確立に大きな寄与を果たしたオイゲン・ブロイラーの手による伝統ある教科書。本書は国際的にも高く評価され、今日に至るまでマンフレッド・ブロイラーらによって14回の改訂が行われてきた。この日本語版は原書第15版の全訳。ヨーロッパ精神医学を知る上では看過できない名著である。

著者・校訂者・訳者について
* Eugen Bleuler (1875-1937)  1857年チューリッヒ近郊の農家に生まれる。1897-1927年チューリッヒ大学精神科(ブルクヘルツリ精神病院)第5代教授。クレペリンの早発性痴呆の概念を継承しつつも、連合心理学やフロイトの力動説を早くから取り入れ、精神分裂病の名称を提唱するほか、連合障害、情動障害、自閉、両価性など、多くの重要な精神医学的概念を確立した。著書は本書のほか『早発性痴呆または精神分裂病群』『医学における自閉的-無規律的思考とその克服』など。

** Manfred Bleuler (1903-1987)  1903年オイゲン・ブロイラーを父としてチューリッヒに生まれる。アメリカ留学、バーゼル大学医長を撃て1942年よりチューリッヒ大学精神科教授。1969年以後名誉教授。専攻は分裂病性精神病の長期・家族研究、内分泌精神医学、ロールシャッハ研究など。著書は『分裂病性障害』『内分泌精神病』など多数。E・ブロイラーの没後、『ブロイラー精神医学書』の改訂・編集に従事(第7版以降)。

*** きりかえ・たつや  1919年千葉県生まれ。北海道大学医学部卒業。1952年札幌医科大学助教授。1956年よりチュービンゲン大学に留学、エルンスト・クレッチマーに師事。1966年より岩手医科大学精神科教授。専攻は精神医学的性格学、大脳生理学など。著書に『多次元精神医学』『精神疾患の性格因』『精神医学的性格学』など。



   

おことわり
本書は《中央洋書出版部》より刊行されたものであり、小社では発売のみを担当致します。
在庫は僅少ですが、増刷などの予定はありませんので、在庫がなくなり次第、発売も終了となります。